今日はおもしろかった本の話。
昨日は島の行事について書きました。
もらったモノやまだ使えるモノ。
これらを捨てるって罪悪感。
逆に、
使い切ったものを捨てるとき。
なぜか充実感があります。
今朝は、絞り切った日焼け止めとお別れ。
同じ「捨てる」でも
使いきったかどうかで
罪悪感や充実感に気持ちが動くなんて、
おもしろいなぁと思います。
せっかく手に入れたモノ。
使い切って、充実感とともにさよならしたい。
そんな私に刺さりまくったこの本。
安野いもこさんのコミックエッセイ。
「おいもさんの捨てない生活」
タイトルに「捨てない」とありますが、
冒頭は、着倒した靴下を掃除に使ってから捨てる
ところから始まります。
なんでもかんでも溜め込む暮らしではなく、
極限まで使う、手入れをして長く使う、
合わないものは別の使い道に作りかえる…。
使い尽くしてから、さよならする。
そんな暮らしがほっこりする絵とともに
紹介されています。
印象に残ったエピソード2つ。
1.ギンガムチェックのパンツをリメイクする話
柄は超お気に入りなのに、シルエットが合わない、
ギンガムチェックのワイドパンツ…。
(「これは良いギンガムチェック」
と作者が言うところ、めっちゃ共感…。
大きさで全然印象違うよね。)
悩んだ結果、枕カバーにリメイク。というお話。
これ私もやってる!
高校生の頃着てた、ビームスのシャツ。
この鉄人28号的なイラストと色合いがかわいくて、
着なくなっても捨てられず…。
今は長女の枕カバーになっています。
ボタン留めて、袖内側に入れ込んで、すそ縫っただけ。
ほどいたらまだ着れる。笑
洗濯乾燥もかけてるけど、なかなか丈夫。
長女も気に入っている。
2.革靴のお手入れの話
作者は、今までは靴をプチプラで買って履き倒すスタイル。
一方ご主人は厳選品をお手入れしながら使うスタイル。
ご主人の勧めで、良いローファーをプレゼントしてもらい
簡単お手入れからスタートして、
徐々に本格お手入れにハマっていくお話。
お手入れで靴がつやっつやになっていく絵が
とても素敵。
私もレザーケア(超簡単にだけど)好きなので、
分かる~(*´ω`*)
ツヤツヤの靴でお出かけしてみたい。
ほかにも、野菜の切れ端を水につけて
葉っぱが再生する様子を愛でたり、
包丁研ぎに挑戦する様子が、
読んでいてやってみたくなるし、癒される。
コミックエッセイなのでするする読めます。
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最後までお読みいただきありがとうございます(*´ω`*)